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姫路整体院
兵庫県姫路市二階町109-2谷田ビル1F
(姫路、姫路市、姫路駅前)

旧年中は格別のご引き立てに預かり、心よりお礼申し上げます。

本年もより一層技術の向上に励み、一人でも多くの方にご満足いただける施術を心がける所存です。

なにとぞ倍旧のご愛顧をよろしくお願いします 。

                        姫路整体院院長 徳川英治郎

今日は『筋肉の働き⑤〜収縮Ⅲ〜』についてお話ししたいと思います

今回は等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)についてお話しします

〇等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)

筋肉は収縮して力を発揮しますが、関節の動きがなく筋肉の長さが伸びたり縮んだりすることはありません。つまり、関節が動かないように固定するために力を発揮します。

・腕を伸ばした状態で、ドアを押してあける時

・荷物を持った状態を維持する時

今日は『筋肉の働き④〜収縮Ⅱ〜』についてお話ししたいと思います

前回の『筋肉の働き③』では等張性収縮(アイソトニック コントラクション)についてお話ししました。

今回は等速性収縮(アイソキネティックコントラクション)についてお話しします

〇等速性収縮(アイソキネティックコントラクション)

一定の速度で動くものに対して力を発揮する働き。また、筋肉の収縮を一定のスピードで行う働きを言います。

・水泳や水をすくうなど水に対して何らかの力をかける時

今日は『筋肉の働き③〜収縮Ⅰ〜』についてお話ししたいと思います

人が体を動かす時に筋肉が収縮し力を発揮しますが、その働きにもいくつかの違いがあるのでご紹介します

・ 

人が体を動かす時、筋肉の長さが変わることで力を発揮します。この働きを等張性収縮(アイソトニック コントラクション)と言い、さらに短縮性収縮(コンセントリック コントラクション)伸長性収縮(エクセントリック コントラクション)に分かれます。

 

短縮性収縮(コンセントリック コントラクション)

筋肉が縮みながら力を発揮する働きを言います。

 ・肘を曲げながら荷物を持ち上げる時

 ・腹筋運動で上体を起こす時

 ・椅子から立ち上がる時

 

伸長性収縮(エクセントリック コントラクション)

筋肉は伸びながら力を発揮する働きを言います。

 ・肘を伸ばしながら荷物を降ろす時

 ・腹筋運動で上体を倒す時

 ・椅子に座る時

今日は『筋肉の働き』についてお話ししたいと思います

前に『筋肉の働き①』では「身体を動かす」、「熱の生産」、「体温調整」・・・といった働きをご紹介ました。


今回は筋肉の緊張弛緩(リラックス)についてお話しします


体を動かす時、筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節を動かすことが出来ます。

例えば・・・

肘を曲げると上腕二頭筋が縮んだ状態になり、上腕三頭筋が伸びた状態になります。

逆に ・・・

肘を伸ばすと上腕二頭筋が伸びた状態になり、上腕三頭筋肉が縮んだ状態になります。

筋肉が縮んだ状態を『筋肉の緊張』、筋肉が伸びた状態を『筋肉の弛緩(リラックス)』と言い、筋肉が緊張している時にはもう一方の筋肉はリラックスするように神経が働きます。筋肉は常に「緊張」と「弛緩」が繰り返し行われ、筋肉が緊張すると老廃物を含む血液が流され弛緩すると新鮮な血液が送り込まれます

心臓がポンプの役割をして心臓から手足に血液が行き渡り、筋肉が緊張と弛緩を繰り返すことで血液を心臓に送り返す働きがあります

今日は『長腓骨(ちょうひこつ)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の長腓骨筋です。

長腓骨筋.jpg

長腓骨筋はふくらはぎの外側にあって、膝下の外側の骨(腓骨:ひこつ)から外くるぶしを通り、足ウラの外側から内側に繋がる筋肉です。

では、長腓骨筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇足首を動かす時に働きます。

・足ウラを外側に向ける時に働きます。

・足首を曲げる時に働きます(踵が浮いてつま先立ちの状態)

〇具体的に日常生活で長腓骨筋が使われる主な動きを挙げてみたいと思います。

・走る時

・ジャンプをした時

・ヒールを履いている時

長腓骨筋は走ったりジャンプをした時に足がまっすぐ前に向くように働きます。また、足の土踏まずを形成する役割を持っています。

今日は『前脛骨(ぜんけいこつ)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の前脛骨筋です。

前脛骨筋.jpg

・ 

前脛骨筋は「弁慶の泣き所」の外側にあり、膝下の骨(脛骨:けいこつ)の外側から足の甲の内側に繋がる筋肉です。

では、前脛骨筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

 

〇足首を動かす時に働きます

・足首を伸ばす時に働きます(踵を地面につけた状態でつま先を浮かす)

・足ウラを内側に向ける時に働きます。

・ 

〇具体的に日常生活で前脛骨筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・歩く時

・階段を昇る時

・足の爪を切る時

前脛骨筋は足を持ち上げるために働きます。ガニ股で歩く人、ヒールを履く人、早歩きの人、安全靴を履く人は疲労が溜まりやすい傾向にあります。ただし、首や肩の筋肉のように、コリや疲労感が現れにくいため、筋肉が凝ってても気づいていない人がほとんどです。

踵を床につけたままつま先を挙げてみてください。

「弁慶の泣き所」の外側に違和感を感じるようであれば筋肉が硬くなっています

今日は『下腿三頭(かたいさんとう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の下腿三頭筋です。

下腿三頭筋.jpg

下腿三頭筋は『腓腹筋』『ヒラメ筋』の2つの筋肉を総称した呼び名です。

足の骨(大腿骨:だいたいこつ)や膝下の骨(脛骨:けいこつ)に付いている2つの筋肉が一つになって腱(アキレス腱)をつくり、踵(踵骨:しょうこつ)に繋がります。

『腓腹筋』と『ヒラメ筋』は共に足首を曲げる(踵が浮いたつま先立ちの状態)時に働きますが

腓腹筋は膝が伸びた状態で足首を曲げる時

ヒラメ筋は膝を曲げた状態で足首を曲げる時

に働きます。

今日は『ヒラメ筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足のヒラメ筋です。

ヒラメ筋.jpg

ヒラメ筋はふくらはぎにある筋肉で腓腹筋の下にあって、膝下の骨(脛骨:けいこつ、腓骨:ひこつ)の後ろ側から踵に繋がる筋肉です。

では、ヒラメ筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇足首を動かす時に働きます

・足首を曲げる時に働きます(踵が浮いてつま先立ちの状態)

〇具体的に日常生活でヒラメ筋が使われる主な動きを挙げてみたいと思います。

・階段を昇る時

・車の運転中アクセルを踏む時

・自転車に乗ってペダルを踏む時

・歩く時

・ヒールを履いている時

・・

ヒールを履いてデスクワークをしている方、イスが高いために踵が浮いた状態で仕事をしている方はヒラメ筋が疲れやすい傾向にあります。仕事中は靴を履き替える、イスの高さを調整するなどしてみてはいかがでしょう

今日は『腓腹(ひふく)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の腓腹筋です。

腓腹筋.jpg

腓腹筋はふくらはぎにある筋肉で足の骨(大腿骨:だいたいこつ)の後ろ側、下の部分から踵(かかと)に繋がる筋肉です。

では、腓腹筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

 

〇膝を動かす時に働きます

・膝を曲げる時

 

〇足首を動かす時に働きます

・足首を曲げる時に働きます(踵が浮いてつま先立ちの状態)

〇具体的に日常生活で腓腹筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・歩く時

・座る時

・階段を昇る時

・車のブレーキを踏む時

・ 

腓腹筋は膝や足首を動かす時に働いています。特にヒールを履いていると腓腹筋が縮んだ状態になるため疲れが溜まりやすくなります。結果、むくみや冷えの原因の一つになります。

運動中にふくらはぎが「つる」、寝ている時に「こむら返り・こぶら返り」が起こるのは、腓腹筋の部分になります。

今日は『大内転(だいないてん)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の大内転筋です。

大内転筋.jpg

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大内転筋は太ももの内側にある筋肉で骨盤の下の部分(坐骨結節:ざこつけっせつ)から太ももの骨(大腿骨:だいたいこつ)の後ろ側および内側に繋がる筋肉です。

では、大内転筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇足を動かす時に働きます。

・開いた足を閉じる時

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〇具体的に日常生活で大内転筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・足を閉じてイスに座る時

・バイクに乗っている時

・自転車に乗っている時

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大内転筋は平泳ぎや乗馬、バイクに乗っている時など足を閉じようとする動作の時に働きます。常生活で大内転筋が使われることは少なく特にデスクワークで一日中イスに座り続けていると筋力が低下し、腰痛やO脚の原因の一つになります。

今日は『大腿筋膜張(だいたいきんまくちょう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の大腿筋膜張筋です。

大腿筋膜張筋_腸脛靭帯.jpg

大腿筋膜張筋は足(太もも)の外側にあり、骨盤の前の部分(上前腸骨棘:じょうぜんちょうこつきょく)の外側から足の骨(大腿骨:だいたいこつ)の外側と膝下の骨(脛骨:けいこつ、腓骨:ひこつ)の外側に繋がる筋肉です。

では、大腿筋膜張筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇足を動かす時に働きます

・股関節を曲げる時

・閉じた足を外側に拡げる時

〇膝を動かす時に働きます

・膝を曲げた状態で、膝から下の足を外側に回す時

〇具体的に日常生活で大腿筋膜張筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・走る時

・歩く時

・立っている時

・ゴルフのバックスイングをする時

・イスに座る時

大腿筋膜張筋は歩く時や走っている時に足がまっすぐ前に出るように働きます。

今日は『縫工(ほうこう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の縫工筋です。

縫工筋.jpg

縫工筋は足の前面にあり、骨盤の前の部分(上前腸骨棘:じょうぜんちょうこつきょく)から膝下の骨(脛骨:けいこつ)の内側に繋がる筋肉です。

では、縫工筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇膝を動かす時に働きます

・膝を曲げる時

 

〇足を動かす時に働きます

・股関節を曲げる時

・閉じた足を外側に拡げる時

・足を外側に回す時

〇具体的に日常生活で縫工筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・あぐらで座る時

・足を組んでイスに座る時

・足を伸ばして床に座る時

・前かがみになる時

縫工筋の筋力が弱くなると、骨盤の歪みが生じます。また骨盤が外側に広がることで縫工筋が繋がっている膝下の骨の内側に痛みが起こります。

今日は『大腿四頭(だいたいしとう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の大腿四頭筋です。

大腿四頭筋.jpg

大腿四頭筋は『大腿直筋』『外側広筋』『内側広筋』『中間広筋』の4つの筋肉を総称した呼び名です。骨盤や足の骨(大腿骨)に着いている4つの筋肉が一つになり腱(四頭筋腱)をつくって、膝のお皿(膝蓋骨)や、膝下の骨(脛骨)に繋がります。

大腿四頭筋は膝を伸ばすために強い力を発揮し、膝の動きを安定させるためにも重要です。

走る・減速する・止まる・ジャンプをするといった動作の時に働きます。

今日は『内側広(ないそくこう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の内側広筋です。

内側広筋.jpg

内側広筋は足の前面にあり、足の骨(大腿骨:だいたいこつ)から膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)の内側や内側の靭帯、膝下の骨(脛骨:けいこつ)に繋がる筋肉です。

では、内側広筋にはどんな働きがあるかご紹介します

〇膝を動かす時に働きます

・膝を伸ばす時

〇具体的に日常生活で内側広筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・椅子から立つ時

・車から降りる時

・自転車に乗っている時

内側広筋は外側広筋や中間広筋と同様に膝を伸ばす時に働きます。なので、3つの筋肉と大腿直筋が一緒に働いて膝を伸ばします。

内側広筋、外側広筋、中間広筋の3つの筋肉で膝の靭帯を補強し、膝が余計な動きをしないために働いています。

今日は『中間広(ちゅうかんこう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の中間広筋です。

中間広筋.jpg

中間広筋は足の前面の真ん中(大腿直筋の下)にあり、足の骨(大腿骨:だいたいこつ)の上の部分から膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)と膝下の骨(脛骨:けいこつ)に繋がる筋肉です。

では、中間広筋にはどんな働きがあるかご紹介します

〇膝を動かす時に働きます

・膝を伸ばす時

〇具体的に日常生活で中間広筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・歩く時

・走る時

・真っ直ぐ立っている時

中間広筋は膝を伸ばしている時や伸ばすために働く筋肉です。

今日は『外側広(がいそくこう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の外側広筋です。

外側広筋.jpg

 

外側広筋は足の前面の外側にあって、足の骨(大腿骨:だいたいこつ)の上の部分(大転子:だいてんし)から膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)と膝下の骨(脛骨:けいこつ)に繋がる筋肉です。

では、外側広筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇膝を動かす時に働きます

・膝を伸ばす時

 

〇具体的に日常生活で外側広筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・歩く時

・走る時

・真っ直ぐ立っている時

外側広筋は膝を伸ばすために働く筋肉です。フツーの立っている時や床に置いてある重い荷物や大きい荷物を持ち上げる時に膝を使いますが、この時も外側広筋が働いてくれます。

今日は『大腿直(だいたいちょく)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の大腿直筋です。

大腿直筋.jpg

大腿直筋は足の前側にあって、骨盤の前の部分(下前腸骨棘:かぜんちょうこつきょく)から膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)の上の部分と、膝下の骨(脛骨:けいこつ)の真ん中の部分に繋がる筋肉です。

では大腿直筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇足を動かす時に働きます

・足(太もも)を前に出す時

・足(太もも)を上に挙げる時

〇具体的に日常生活で大腿直筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・走る時

・ジャンプをする時

・階段を下りる時

大腿直筋は走ったりジャンプをする時など、運動を行う時に強い力を発揮します。また、ジャンプからの着地や、階段を下りる時、坂道を下る時に体を受け止める働きがあります。

階段を下りる時や坂道を下る時に体を起こしますが、重心を後ろにすることでバランスを取りやすくするのと、体を起こすことで大腿直筋が身体を受け止めやすくするためなんです

今日は『ハムストリング筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足のハムストリング筋です。

ハムストリング筋.jpg

ハムストリング筋は先にお話しした「大腿二頭筋」、「半腱様筋」、「半膜様筋」の3つの筋肉を総称した呼び名です。

では、ハムストリング筋の全体としての主な働きをご紹介します

〇足を動かす時に働きます

・足(太もも)を後ろに伸ばす時

・膝を曲げる時

ハムストリング筋は「歩く」、「走る」、「ジャンプ」といった動作の時に3つの筋肉(大腿二頭筋,半腱様筋,半膜様筋)が一緒に働いて大きな力を生みだします。

日頃の運動不足による筋肉の低下は『骨盤の歪み』の原因となり、長時間の正座や座り続けての仕事、車での移動はハムストリング筋が硬くなる原因にもなります。

今日は『半膜様(はんまくよう)筋』についてお話ししたいと思います

下の絵は右足の半膜様筋です。

半膜様筋.jpg

半膜様筋は足の後ろ側にあって、骨盤の下の部分(坐骨:ざこつ)から膝下の骨(脛骨:けいこつ)の内側に繋がる部分です。

では、半膜様筋にはどんな働きがあるのかご紹介します

〇足を動かす時に働きます

・足(太もも)を後ろに伸ばす時

・膝を曲げる時

・膝を曲げた状態で膝下の骨を内側に回す時

〇具体的に日常生活で半膜様筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。

・歩く時

・走る時

・膝を伸ばした状態で前かがみになる時

 

半膜様筋は半腱様筋と同じ働きをします。

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