今日は『縫工(ほうこう)筋』についてお話ししたいと思います
下の絵は右足の縫工筋です。
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縫工筋は足の前面にあり、骨盤の前の部分(上前腸骨棘:じょうぜんちょうこつきょく)から膝下の骨(脛骨:けいこつ)の内側に繋がる筋肉です。
では、縫工筋にはどんな働きがあるのかご紹介します
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〇膝を動かす時に働きます
・膝を曲げる時
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〇足を動かす時に働きます
・股関節を曲げる時
・閉じた足を外側に拡げる時
・足を外側に回す時
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〇具体的に日常生活で縫工筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。
・あぐらで座る時
・足を組んでイスに座る時
・足を伸ばして床に座る時
・前かがみになる時
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縫工筋の筋力が弱くなると、骨盤の歪みが生じます。また骨盤が外側に広がることで縫工筋が繋がっている膝下の骨の内側に痛みが起こります。