今日は『筋肉の働き』についてお話ししたいと思います
前に『筋肉の働き①』では「身体を動かす」、「熱の生産」、「体温調整」・・・といった働きをご紹介ました。
今回は筋肉の緊張と弛緩(リラックス)についてお話しします
体を動かす時、筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節を動かすことが出来ます。
例えば・・・
肘を曲げると上腕二頭筋が縮んだ状態になり、上腕三頭筋が伸びた状態になります。
逆に ・・・
肘を伸ばすと上腕二頭筋が伸びた状態になり、上腕三頭筋肉が縮んだ状態になります。
筋肉が縮んだ状態を『筋肉の緊張』、筋肉が伸びた状態を『筋肉の弛緩(リラックス)』と言い、筋肉が緊張している時にはもう一方の筋肉はリラックスするように神経が働きます。筋肉は常に「緊張」と「弛緩」が繰り返し行われ、筋肉が緊張すると老廃物を含む血液が流され、弛緩すると新鮮な血液が送り込まれます。
心臓がポンプの役割をして心臓から手足に血液が行き渡り、筋肉が緊張と弛緩を繰り返すことで血液を心臓に送り返す働きがあります