今日は『前脛骨(ぜんけいこつ)筋』についてお話ししたいと思います
下の絵は右足の前脛骨筋です。
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前脛骨筋は「弁慶の泣き所」の外側にあり、膝下の骨(脛骨:けいこつ)の外側から足の甲の内側に繋がる筋肉です。
では、前脛骨筋にはどんな働きがあるのかご紹介します
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〇足首を動かす時に働きます
・足首を伸ばす時に働きます(踵を地面につけた状態でつま先を浮かす)
・足ウラを内側に向ける時に働きます。
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〇具体的に日常生活で前脛骨筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。
・歩く時
・階段を昇る時
・足の爪を切る時
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前脛骨筋は足を持ち上げるために働きます。ガニ股で歩く人、ヒールを履く人、早歩きの人、安全靴を履く人は疲労が溜まりやすい傾向にあります。ただし、首や肩の筋肉のように、コリや疲労感が現れにくいため、筋肉が凝ってても気づいていない人がほとんどです。
踵を床につけたままつま先を挙げてみてください。
「弁慶の泣き所」の外側に違和感を感じるようであれば筋肉が硬くなっています