今日は『腰痛⑥〜歪みと筋肉疲労』についてお話しします
同じ動作や長時間の同じ姿勢を繰り返すことで、筋肉は疲労を起こし、歪みの原因となります。
歪みが起こる事で筋肉は疲労を蓄積しやがてコリやハリといった違和感が現れます。
そもそも歪みが起こるとなぜ筋肉の疲労が蓄積しコリやハリが起こりやすいのでしょう
正常な骨盤の状態の場合は
(立っている場合)
上半身の荷重を骨盤全体で受け止め、股関節⇒膝⇒足と5:5の割合で支えます
(座っている場合)
上半身の荷重を骨盤で受け止め、坐骨や太ももで身体を支えます
骨盤が歪んだ状態の場合
上半身の荷重を骨盤の一部分で受け止めたり、左右片側により負荷を掛けてしまいます。
負荷の掛かり方が左右非対称の場合、負荷の掛かる側の筋肉の疲労が起こりやすくなります。
また、前後に身体を倒したり、左右に身体を倒すと行った動作をする時は、土台の骨盤が安定する事で動かしやすく骨盤周りや腰の筋肉は負担なく働きます。
でも、歪みがあると土台の骨盤が不安定になります。
その不安定感を補うために、お尻や腰回りの筋肉が必要以上に働き結果、骨盤周りや腰の筋肉に疲労が蓄積します。
この骨盤や腰の筋肉の疲労の蓄積が腰痛の原因となります。