今日は『腰痛④〜原因 Ⅲ〜』についてお話ししたいと思います
前回、「病気やケガが原因でない腰痛」の原因の一つとして『筋肉の疲労』の話をさせて頂きま
した。
今回は「病気やケガが原因でない腰痛」のもう一つの原因である『背骨や骨盤の歪み』につい
てお話しします
『背骨や骨盤の歪み』とは複数の骨が合わさって形成する関節部分で、本来あるべき位置から
ズレた状態で動きの制限が起こり、その関節周辺に負荷が掛かります。
『背骨や骨盤の歪み』がどのように腰に影響を与えるのか挙げてみたいと思います。
・ 背骨(腰周辺)のズレ・・・・・・背骨が本来あるべき位置からズレる事で、神経や血液の流れが
悪くなり、腰痛が起こりやすくなります。
・ 骨盤のズレ・・・・・・・・・・・・・・体の土台である骨盤が歪むと、身体全体のバランスが崩れます。
バランスが崩れる事に加え骨盤が不安定になる事で、体の一部分
に過剰な負荷が掛かり、筋肉の疲労を引き起こしやすくなります。
・ 仙腸関節のズレ・・・・・・・・・・仙腸関節は骨盤を形成する関節の一部ですが、その関節にズレ
が起こるだけで腰痛や仙腸関節周辺の痛みの原因になります。
・ 股関節のズレ・・・・・・・・・・・・股関節に問題が生じると股関節の動きに制限が起こり、腰部や殿
部などに悪影響を及ぼします。
『背骨や骨盤の歪み』から起こる腰痛は骨のズレや動きの制限を取り除くことによって改善されま
す。日常生活の中には関節がズレる要因がいっぱい潜んでいます。なかなか改善しない腰痛は
『背骨や骨盤の歪み』を疑ってみては如何でしょうか