今日は『血管』についてお話します
『血管』は頭の先から足の先まで血液を運ぶ管で、「動脈」「静脈」「毛細血管」に分けられます。
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動脈
心臓から出た酸素や栄養を含んだ血液を体の隅々まで運ぶ管で心臓からの強い圧力がかかるため血管の壁が厚く出来ています。
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静脈
いらなくなった栄養素や二酸化炭素を含んだ血液を心臓に送り返す血管で、心臓からの強い圧力がかからないため、血管の壁は薄く出来ています。
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毛細血管
動脈と静脈をつなぐ細い血管でホルモンや酵素、化学物質などを各器官に送り、その働きを調節します。また、筋肉や肝臓などで生産される熱を、皮膚や肺に運んで放熱させ、体全体の体温がほぼ一定に保つようにしています。