今日は『棘上(きょくじょう)筋』についてお話ししたいと思います
下の絵は棘上筋と言われる筋肉の右側の部分です。
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肩甲骨の内側から腕の骨(上腕骨)まで繋がってがいる筋肉です。
では、棘上筋にはどんな働きがあるのかご紹介します。
〇腕(肩の関節)を動かす
・腕を垂らした状態で、腕を体の真横から上に挙げる時に働きます。
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具体的に日常生活で棘上筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います。
・頭を洗う時に働きます。
・髪をセットする時に働きます。
・電車やバスで吊皮を持っている時に働きます。
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棘上筋は上腕骨を肩甲骨に固定するために重要な筋肉です。
・ボールを投げる・ゴルフクラブやテニスラケットを振る・子供に手を引っ張られる・・・といった腕を振る動きや腕を引っ張られるなど、上腕骨が肩甲骨から離れようとする動きに対して、上腕骨が肩甲骨から離れないように固定する働きがあります。
上腕骨を肩甲骨に固定するための筋肉は他にもいくつかありますが、その中でも棘上筋は特に重要で故障も起こりやすい箇所です