今日は『脊柱起立(せきちゅうきりつ)筋』についてお話ししたいと思います
下の絵は脊柱起立筋と言われる筋肉の右側の部分です。
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脊柱起立筋と言う筋肉は背骨の脇に沿って縦に走る4つの筋肉を総称した呼び名です。では脊柱起立筋にはどんな働きがあるのかご紹介します。
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〇上体を起こす
・上体を起こしている時に働きます。
〇上体を動かす
・上体を後ろに反らす時に働きます。
・上体を前屈した状態から戻す時に働きます。
・上体を横に倒す(曲げる)時に働きます。
・上体を左右に捻る時に働きます。
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具体的に日常生活で脊柱起立筋が使われる主な動作を挙げてみたいと思います
・前かがみや中腰の姿勢でいる時
・前かがみの状態から体を起こす時
・姿勢を正そうとする時
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脊柱起立筋は言葉の通り「脊柱(背骨)を起こす」、「姿勢を保持する」働きがあり、骨盤が正常な位置にあることで脊柱起立筋が効率良く働き、体に負担をかけない正しい姿勢を保つことが出来ます。
「前かがみになると腰がだるい」、「身体を起こす時に痛みがある」といった場合は骨盤の歪みが影響して、脊柱起立筋に疲労が蓄積し違和感や痛みが出ている可能性があります。